循環器疾患と呼ばれるものには、下記の疾患が該当します。
この他にも、心臓疾患の原因となる疾患として糖尿病/脂質異常症(高脂血症)/甲状腺疾患/貧血などが挙げられます。
高血圧症 | だれでも知っている高血圧症 まずは遺伝的素因に基き、塩分の過量摂取や生活習慣により発症します。 |
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虚血性心疾患 | 高血圧症や糖尿病、高脂血症、他にも肥満や喫煙などが促進因子となって、心臓を栄養する血管が狭くなり、胸を締め付けるような症状が出ます。 |
不整脈 | 心臓のリズム正しい打ち方が乱れる状態で、主に、ドキドキする、ドキッとするような胸の症状の他に、頭がフワッとするようなこともあります。 |
心臓弁膜症 | 心臓には4つの部屋があり、それぞれの部屋を境する弁があります。これらが、うまく閉まらなかったり、逆にうまく開かない状態を弁膜症と言います。息切れなどの自覚症状から始まります。 |
先天性心臓疾患 | 生まれつき、心臓に奇形を生ずるもので、最近は循環器科よりも小児心臓外科で治療されることが多くなっています。成人してから発見される先天性心臓病も見られます。 |
心不全 | 上記のような心臓の病気が原因で、心臓から十分に血液が出なくなった状態のことを言います。 |
血管疾患 | 大動脈の疾患としては、動脈瘤などが有名ですが、静脈のうっ血によって、手や足がむくむ、冷えるなどという症状が出ることもあります。 |