ほ乳類はみな、動脈硬化といって、加齢とともに血管が硬くなり、場合によっては狭くなり、脳梗塞や心筋梗塞といった重大な疾患を引き起こします。循環器内科という科は、この動脈硬化を予防するのが一番の任務と考えております。
では、動脈硬化を予防するには、何をすれば良いのでしょうか?
①血圧を正常に保つこと
②脂質(コレステロール、中性脂肪)を正常に保つこと
③血糖値を正常に保つ(糖尿病のコントロール)こと
ここまでは、極く一般的なことです。これからは、もう一歩踏み込んだ治療を心がけなければなりません。
④身体の酸化ストレスを避けること
⑤身体とともに血管にもストレッチを行うこと
⑥栄養バランスを見直して、ビタミン、ミネラルを取り込むこと
さあ、実年齢を感じさせない身体を目指しましょう。
村上聡 記