帯状疱疹ワクチン接種を始めました。

これまで、子供の水疱瘡(みずぼうそう)予防に使用されてきた水痘ワクチンが、50歳以上の方の、帯状疱疹予防にも使用できるようになりました。

帯状疱疹は80歳になるまでに約3人に1人がかかる、身近な疾患です。神経線維の走行に沿って、赤く腫れ、水膨れができます。後遺症として、神経痛が残ることがしばしばあります。

ワクチンの接種は、保険診療の対象ではないので、全額自己負担となりますが、当院では税込み7000円で接種をしております。

ご希望の方はお電話にてご予約の上、ご来院ください。

立命クリニック Tel 089-994-8711

高血圧症、高脂血症、糖尿病の他、不整脈・心臓病などは松山市本町の循環器内科「医療法人伝光会 立命クリニック」へ

6月28日(水)午前休診のご案内

6月28日(水曜日)は、松山大学にて講義がございますので、午前中のみ休診させて頂きます。

午後2時からは、通常通り診療致します。

予約外来につきましては、同日は予約出来ない設定となっておりますので、ご了承ください。

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

昨年一度掲載しましたが、当院では「睡眠時無呼吸症候群(SAS=sleep apnea syndrome)」の検査、およびCPAP(Continuous Positive Airway Pressure)を用いた治療を行っております。

夜間睡眠中に、「10秒以上呼吸が止まる」という症状が、1時間に5回以上あれば要注意です。

この睡眠時無呼吸症候群、ご家族様に指摘されても、たいしたことではないように思っている方が多いようです。しかし、「昼間、車の運転中に急にボーッとして意識が遠のいた」など、重大な事故の原因になっていることもあります。きちんと治療を受けると、「昼間のうたた寝が減った」、「疲れにくくなった」というふうに、やっと自分の体が異常だったことに気付きます。

当院で行っている「簡易検査」であれば、検査機器(小型の携帯電話くらいの大きさです)をご自宅にお持ち帰りいただき、寝る前にご自身でセッティングして、スイッチをオン、翌日起きたらスイッチオフして機器をご持参頂くだけです。検査費用は3割負担の方で約3000円、1割負担の方ですと約1000円で受けられます。

これで、睡眠中に一時間あたり40回以上無呼吸があれば、保険を利用してCPAP(Continuous Positive Airway Pressure)の治療が受けられます。CPAPは、鼻だけ、ないしは鼻と口にマスクを装着して、息を吸うときにだけ、空気を少し多めに送り込み、気道内に圧力をかけて広げるという機械です。機械は弁当箱くらいの大きさで、枕元に設置します。うまく装着できれば、無呼吸の回数がグッと減ります。CPAP治療の費用は、保険診療ですので、3割負担の方ですと5000円/月くらい、1割負担の方ですと1500円/月くらいです。

上記簡易検査で、境界域の方(一時間に無呼吸が10~40回未満の方)に関しましては、程度に応じて、入院検査を出来る施設(病院)で、改めて、脳波もいっしょに記録するタイプの無呼吸検査を受けて頂き、純粋に寝ている間の無呼吸を評価し直す方法があります。病院に1泊しないといけないので、ご希望の方は、こちらからご紹介させて頂きます。その場合にも、CPAP治療は、当院で受けることが可能です。

cpap

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年末年始の診療予定と、1月の休診日のお知らせ

年末年始の休診のお知らせです
12月30日(金)
12月31日(土)
1月1日(日)
1月2日(月)
1月3日(火)
は、終日休診と致します。お間違えの無いようお願い申し上げます。

1月14日(土)は、大学入試センター試験、松山大学会場救護班として出務しますので、終日休診致します。

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インフルエンザワクチンについて

今期のインフルエンザワクチンは、10月15日(土曜日)より、接種を開始します。予約なしでも接種できますが、ご予約頂いた方が優先となりますので、ワクチンの供給に遅延が発生した場合には、接種できない可能性もございます。なるべく、前もってご予約頂きますようお願い致します。

ワクチンの種類:インフルエンザワクチン(A型2種、B型2種の4価ワクチンです)

金額:1回3000円(税込み)ですが、65歳以上の方は、市町村の補助がございますので、市町村によってご負担額が変わります。松山市の場合は、ご負担が1000円となります。

立命クリニック 電話:089-994-8711

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休診のお知らせ

休診のお知らせ

平成28年06月29日(水)午前中休診します。

松山大学講義のため、同日午前中休診します。午後は2時から平常通り診療いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

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動脈硬化の予防には

しなやかな血管を維持するためには、動脈硬化を起こす前に、動脈に対する日々のケアを怠らないようにしなければなりません。

では、具体的にどうするのかというと、LDL-コレステロール(健康診断などでも測定しているはずです)をコントロールする必要があります。このLDL-コレステロールは、酸化や糖化を受けることによって、「変性LDL-コレステロール」に変化し、血管内を流れる血液から、血管の細胞の中に入り込んでいきます。そして、血管は硬くなり、狭くなるのです。

これを予防するには、
①LDL-コレステロール自体を下げる、減らす
②LDL-コレステロールが酸化、糖化するのを防ぐ

この2種類の方法があります。
①LDL-コレステロール値を下げるには、ダイエットをしたり、運動をしたり、場合によってはお薬を飲んだりすることで、対応ができます。
②酸化を予防するためには、血糖値をコントロールしなければなりません。特に食後過血糖と言って、空腹時血糖は正常なのに、食事をすると一時的に許容範囲を超えて血糖値が上がってしまう人。食事の糖質を制限したり、運動をして、過血糖を是正する必要があります。同じように酸化を予防するためには、定期的な運動とともに、ビタミン、EPA,DHAなどの摂取が望まれます。

すでに起こった動脈硬化は、若返ることはありません。今からの自分の血管を大事にして、老化の速度を遅くするということ……心がけてみてください。

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しなやかな血管

ほ乳類はみな、動脈硬化といって、加齢とともに血管が硬くなり、場合によっては狭くなり、脳梗塞や心筋梗塞といった重大な疾患を引き起こします。循環器内科という科は、この動脈硬化を予防するのが一番の任務と考えております。

では、動脈硬化を予防するには、何をすれば良いのでしょうか?

①血圧を正常に保つこと
②脂質(コレステロール、中性脂肪)を正常に保つこと
③血糖値を正常に保つ(糖尿病のコントロール)こと

ここまでは、極く一般的なことです。これからは、もう一歩踏み込んだ治療を心がけなければなりません。

④身体の酸化ストレスを避けること
⑤身体とともに血管にもストレッチを行うこと
⑥栄養バランスを見直して、ビタミン、ミネラルを取り込むこと

さあ、実年齢を感じさせない身体を目指しましょう。

                       村上聡 記

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